日生学園教育レポート6−2000年教育方針−
挑戦者を育てる

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 フリーターの道を選ぶ若者が急増しています。毎日新聞の3月2日の記事によりますと、アルバイト情報誌を発行しているリクルートフロムエーの調査で,「フリーターに魅力を感じる」と答えた割合が、高校生で29.0%、大学生では26.1%だと言うのです。
 更に、3月9日の毎日新聞では、「パラサイト・フリーターが社会問題に」との表題で、東京学芸大学の山田昌弘助教授の研究を載せていました。それによりますと、パラサイト・シングル(親同居未婚者)が全国に1000万人いると推定しています。そしてその多くが、フリーター化して、パラサイト・フリーターの大群が社会問題としてクローズアップされていると論じています。
 更に推計で100万人と言われる家への引きこもり、13万人を越えた小中学校の不登校。高校生の中退や大学生の不登校も急増しています。
 こうした現象をどう見れば良いのでしょうか。何とか経済は平成不況から脱却できそうな様相となりました(しかし、これとてもアメリカの株の行方によってはお先真っ暗となる恐れがあります)が、経済に眼を奪われている間に、将来の日本を担う若者の中にパラサイトが住みつき、その活力をどんどんと奪っていってしまう状況が生まれてしまったのです。
 そして一方では孫正義氏を代表とするアントレプレナー達の繁栄があります。飛ぶように売れる東京都心の億ションが話題になる時代です。この二極化現象をどう見れば良いのでしょうか。
 今こそ、日本の教育を大転換させる必要があるのではないでしょうか。そうしなければ、より大きな問題が生まれてくるでしょう。日本の若者が優秀な労働力であると仮定しても、経済が2〜3%の勢いで成長し、出生率がこのまま低下すれば、50年後には3000万人の労働力が不足すると言われています。しかも現実はと言えば、多くの若者がフリーターの道を選んでいるのです。しかも、フリーターとしての収入は年間100万円程度です。勢いパラサイトにならざるを得ないのです。
 日生学園は挑戦者を育てる道を選びたいと思います。知能主義の時代に逞しく生きることができる人を育てたいと考えています。そしてその道を今、踏み出しました。 

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