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日生学園の特色はと問われれば、学内に教育に必要な全ての機能を兼備していることにあると言えます。その一つが学内予備校です。学内塾と言っても良いでしょう。
そこで日生学園では、思い切って学内に予備校を設置したのです。これをセンターゼミと呼んでいます。センターの責任者には、教頭と同格を与え昼間に行われる授業と同じように、年間を通じてのカリキュラムが編成され、志望大学に応じたクラスが作られ、毎日放課後と夜間にゼミが実施されます。これは授業の補習ではありません。難関大学を目指す学習です。一年間の到達すべき目標が決められ、そこに向かって猛烈に勉強するのです。
こう書き綴れば、成績の上位の生徒は良いが下位の生徒はどうなっているのかとの疑問が出るでしょう。この為にもう一つの塾を用意しているのです。各寮のハウスマスター(寮監)が言わば塾長の立場になり、各寮毎に補習ゼミが実施されます。ハウスマスター・アシスタントマスター・チューターがこれに当たっています。例えば、推薦入試で大学に受験する生徒で小論文が必要な場合があります。進路指導部から来年の傾向が示されます。それに応じて重に社会科の教師が中心になって、論文を書くための基礎として必要な現代社会の抱える諸問題を講義します。そして次に国語科の教師が小論文のテーマを与えて一斉に小論文を書かせます。そしてそれを個別に添削して指導するのです。