2001年度 学園基本方針

21.おわりに
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 21世紀は、大人が生きてきた20世紀とは決定的に違う時代です。その第1は、米ソ対立・資本主義と社会主義の対立という世界を二分した対立が消滅したことです。それはアメリカに於ける日本の位置に変化が生じたことを意味しています。アジアに於ける共産主義の防波堤としての位置が代わったことを意味しています。
 次は、アメリカのみが唯一の超大国となったことです。アメリカ標準を世界標準として通用させようとするアメリカの動きが強まっています。それはコンピューターの普及で加速しています。英語が世界標準語としての位置を占めようとしています。そしてアメリカ流の剥き出しの資本主義が跋扈する世界となりました。弱肉強食が当たり前の世界となりつつあります。
 そして日本では、平成不況対策で大量の国債が発行されて、今年度末には666兆円になろうとしています。国家の力で支える限界がきました。構造改革という名の経営不信企業の切り捨てが行われようとしています。少子化老齢化によって歪な労働力人口分布が進み、更に若年労働力が、パラサイト化することで衰えを示しています。凶悪な事件が頻発しています。しかも、若年齢下しています。
 違う時代に入るならば、違う教育を準備する必要があります。ところが日本の教育はどうなっているのでしょうか。バブル経済の時代に立案された、「ゆとりの教育」が来年度から実施されようとしています。既にバブルが弾けて10年以上経っているのにです。これだけ厳しい競争の時代に入ったのにです。
 日生学園は「生徒は21世紀に生きる人」であると明確に規定して、その時代に生きることができる人を育てたいと考えています。
 その為に、この数年様々な取り組みをしてきました。勿論、完成ではありません。更なる工夫が必要な部分の方が多いと感じています。しかし、そこに向かって一歩を踏み出したことも確かです。皆様のご意見を伺いたいと思っております。

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